子育て

フリースタイル出産とは?初産で選んだフリースタイル出産のメリットデメリット

こんにちは!アロハママです。

私はイロハを分娩室の分娩台ではなく、和室で自由に産むフリースタイル出産で分娩しました。

そもそもフリースタイル出産とは?初産でフリースタイルでの出産を選んだ理由とフリースタイル出産のメリットデメリットをお話しします。

Contents

フリースタイル出産とは?

日本で一般的な出産は、分娩台に乗り仰向けのスタイルで出産することが多いですが、フリースタイル出産は分娩台を要せず、分娩場所・体位を選ばない(自由に選択できる)分娩方法です。

ママにとって楽な姿勢で産むことが出来、精神的にも肉体的にも自然に楽な状態でお産に臨ことが出来ます。

初産でフリースタイル出産を選んだ理由

まず、私が通院していた産婦人科にフリースタイル出産の選択肢があったということ。

最初フリースタイル出産と聞いたときは、「ブレイクダンス?ラップ?」と激しいイメージを思い浮かべましたが(笑)

畳の部屋で布団を敷いて家のように出産できること、医療行為は極力行わず赤ちゃんとママの自然な力で出産できると思ったこと

家族が付き添い近くで見守られながら出産することができること、好きな音楽を聴きながら出産できたり、自由にバースプランが組めること等から

フリースタイル出産を選びました。初産で出産への恐怖もありましたし、なるべく緊張しない場所でリラックスして出産したいというのもフリースタイル出産を選んだ理由です。

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フリースタイル出産のメリット

自らの意思で分娩体位を選択できる

分娩台のように決まった体位で長い時間を過ごす必要もなく、自分が楽と思う姿勢で分娩することができます。

スクワットや四つん這い、上からぶら下がったロープを掴んだりクッションを使ったりと、本当に自由に過ごしながら分娩に臨めます。

私はしませんでしたが、旦那さんに抱きついて出産したり、後ろからバックハグしてもらいながら出産したりもできます。

旦那さんが傍観者ではなく、積極的に出産に参加できるのも魅力です。

私は陣痛が思うように来なかったので、最終的に頭上のロープを持ち力任せに出産しました。

ロープが無かったら上手にいきめずあんなに早く出産できなかったと思うので、本当に助かりました。

自由な体位の変換に夜腰痛の緩和

出産する時って腰がずーんと重くなるんですよね。

そんな時、痛みを緩和する為旦那に腰をさすってもらいたい時に背を向けれたりと自由に体位が変えれることで随分楽になりました。

また、暑かったり寒かったりコロコロと体感温度が変わったので、私は左右に動き回っていました(笑)

分娩台だと可動域が少ないので、フリースタイル出産にして良かったと思いました。

自由度が高く精神的に楽

姿勢が自由であることで、精神的にリラックスした状態で出産に臨むことができます。

パソコンの持ち込みも可能だったので、youtubeで好きなアーティストの曲をかけてもらったり、母や旦那も出産中にコーヒーを持ってきたりと

本当に自由でした。ビションフリーゼのぬいぐるみも持ち込めましたし、畳なので分娩室のような手術台の上に上がる緊張感もないですし、

産婦人科にいることを忘れリラックスした状態で出産することができました。

お腹の赤ちゃんの負担も少ない

ママが楽なので、お腹の中の赤ちゃんも当然楽です。余計な筋肉の緊張もなく全身に酸素が行き渡ります。ママが楽に呼吸をすればお腹の中の

赤ちゃんにも酸素がきちんと届きやすくなります。フリースタイル出産では決まった呼吸法もないため、呼吸も自由です。

ただ、力が入ると呼吸が止まるので、思いっきり吐くように言われていました。酸素を吐けば自ずと酸素を吸おうとします。

ああしなきゃ、こうしなきゃという決まりがないので、落ち着いてリラックス状態をつくりやすかったです。

フリースタイル出産のデメリット

緊急時に他の処置へ移行しにくい

緊急時に吸引分娩等の医療行為が必要になった際、医療器具が揃った分娩室に移動しないといけない場合があります。

その為、すぐに処置に移行しづらい側面があります。

羊水・血液による汚染

布団の上で産む場合、分娩台のように浮いた状態では産めないので、羊水や血液が出た際に汚れる可能性があります。

実際は清潔で防水性、吸水性の高いシートが布団の上に敷かれていた為、特に気になりませんでした。

フリースタイル分娩で負担が大きくなる人も

フリースタイル分娩は妊婦さんが主役なので、助産師があまり介入しないこともあります。

自分で楽な体制を探すので、楽になろうと思いやってみた体制が逆にきつく苦しい思いをすることもあるようです。

中には分娩台で産んだ方が楽だという方もいるので、感じ方が人それぞれだと思いますが、私はフリースタイル出産がとっても楽でした。

場合によってはフリースタイル出産ができない

フリースタイル出産は、自由に体位を変えたりすることが出来るのが利点ですが、妊婦さんの状態により動きが制限される場合があります。

実は私もその一人です。前期破水を起こしたためモニター管理が必要となり、「分娩監視装置」をつけての出産になりました。

お腹にベルトを巻き、モニターを見ながらの出産でしたので、自由な体位になれると言っても左右くらいしか動けず、本当の意味でのフリースタイル出産では

ありませんでした。

畳の上の布団で家族に見守られながら産めたので、立ったり四つん這いになったりが出来なくても十分満足感はあります。

まとめ

結果、私はフリースタイル出産を選んで良かったと思っています。

旦那にも協力してもらい二人で頑張って出産した満足感もありますし、何よりも思ったより安産で2時間程で楽に出産できたことに感謝しています。

畳で産婦人科にいることを忘れるリラックスした状態が功を奏したのではないかと思います。

もともと怖がりで、分娩室や分娩台は緊張してしまいそうなので、もし次回また出産する機会があってもフリースタイル出産を選びたいと思います。

今妊婦さんで出産方法に悩んでいる方も、ぜひフリースタイル出産も選択肢に入れてみてくださいね。