こんにちは!アロハイロハママです。
今日は私が妊娠中に起こったマタニティブルーの原因・症状・対策についてお話します。
夫婦で望んで妊娠でき、生まれてくる赤ちゃんが楽しみで芸能人ママのようにキラキラ楽しい妊婦生活が送れると思っていた私。
実際の妊婦生活はマタニティブルーに陥り、キラキラ妊婦生活とは程遠いものでした。

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マタニティブルーの原因とは?

マタニティブルーの原因は、急激なホルモン変化です。
まず、妊娠初期にホルモンが目まぐるしく変化しやすい時期が訪れます。
妊娠後期にはお腹もずいぶん大きくなり出産が近くなることで大きな不安を抱えてしまい、情緒不安定になりやすくなります。
出産後も急激にホルモンが変化し、慣れない育児や体力的に疲労が溜まることも相まってマタニティブルーになりやすい時期です。
出産の痛みへの恐怖、赤ちゃんを育てることへの不安、産後の生活の不安、大きなストレスやプレッシャー、お金の問題など・・・
妊娠して不安や恐怖心が大きくなりマタニティブルーを助長します。また、責任感の強い人ほどマタニティブルーに陥りやすいと言われています。
マタニティブルーとは、定義として出産直後から産後10日目のママに起こる現象とされています。
また、妊娠中に現れる感情の変化を指す言葉でもあります。

マタニティブルーの症状とは?
マタニティブルーの症状とはどんなものでしょうか?
①強い不安感に襲われることがある
②夫や周囲の人にイライラする
③眠れない・眠りが浅い
④家事や育児に集中できない
⑤疲れが取れないと感じる
⑥なにもする気が起きない・興味がない
⑦自分自身を責めてしまう
⑧頭痛や食欲不振
⑨理由なく涙が出る
当てはまるものが多ければ多いほど、マタニティブルーである可能性が高いです。
マタニティブルーになるママは多いので、自分を責めすぎずなるべく穏やかに過ごしましょう。
私はマタニティブルーだった
私は確実にマタニティブルーでした。妊娠中を思い返せば、上記の症状に7つも当てはまっていました。
①強い不安感に襲われることがある
こんな私がちゃんとした母親になれるんだろうか。
友達は立派にママをしているけど、仕事が終わって家事も出来ずに寝落ちしてしまう時もあるし、これに育児がプラスされたら出来るんだろうか・・・。
そもそもちゃんと赤ちゃん産めるのかな?痛いって聞くけど耐えられるのかな?お金もいっぱいかかるけど育休に入って家計大丈夫なの?・・・
等々、思い返せばキリがない程不安でいっぱいでした。
仕事もフルタイムで働いていたので、仕事中は妊娠・出産の不安から逃れられることが出来ましたが、通勤中・退社後・家に帰ってから・寝る前は
こんなことばかり考えていました。
②夫や周囲の人にイライラする

普段は許せるような些細なことが全く許せなくなりました。
夫は一番近くにいるため、よく『もっと家事手伝ってよ!!』『こっちもフルタイムで働いてるんだから』『こんなんで出産してやっていける!?』と
キレにキレまくって、よく責め立てていました。
夫にイライラが止まらない!何を言われてもイライラする
イライラしていない時、『赤ちゃん産まれてくるの楽しみだね』と夫に言われれば『そうだね〜』と普通に返事をし、『楽しみにしてくれてるんだ』と嬉しく幸せな気分になるところが、マタニティブルーだと『あなたは痛い思いしなくても可愛い赤ちゃんが産まれてくるからお気楽でいいよね』となります。
嘘みたいな本当の話です。
そんな言葉を発した後、相当落ち込みます。何であんなこと言ってしまったんだろう・・・。と。
でもまた夫が喋るとイライラします。その繰り返しでした。
職場の人にもイライラする
職場の人にもイライラが止まりませんでした。
以前からその人の仕事に対する姿勢に疑問があり、グッと我慢していましたが、妊娠中は我慢出来ず。
もうその人の行動が気に入らなくて気に入らなくてたまらないのです。
許せなすぎて、今まで泣いたこともないのに職場で泣いたり情緒不安定の極みでした。
さすがに職場では夫のように理不尽にイライラすることはありませんでしたが、何か要因があればイライラが抑えられなくなっていました。
イライラしている自分にも嫌気がさし、帰りに電車で泣いたり・・・完全にやばい人でした。
③眠れない・眠りが浅い

私は寝るのが大大大好きでしたが、夜中に何度も起きるようになりました。
出産する夢を見たり、仕事の夢を見たりしてうなされることも・・・。
夜中に起きていると、考え事をすることも多くなりました。
そしてまた朝が来て仕事に行き、どんどん疲れが溜まっていきました。
④家事・育児に集中出来ない
妊娠中の家事はかなり適当になっていました。
気分が乗らず、お皿をそのままにしたり洗濯物を畳まずに寝たり、やる気がどんどん失せ部屋は汚くなり心も乱れ、最悪でした。
家事がこんなに出来ないのに、子供なんか育てられない・・・とまた落ち込みました。
⑤疲れが取れないと感じる
疲れは全然取れませんでした。こんなにマイナスなことばかり考えているのですから、当たり前と言えば当たり前です。
仕事も妊娠したからと言って内容が変わることもなく、無理な姿勢を取ったり重い物を持ったり、長距離移動も
ありました。それでも熟睡は出来ず、負の連鎖に陥り、どんどん疲れていきました。
⑥なにもする気が起きない・興味がない

仕事はやらなければならないですし、賃金を頂いているので出来る限り頑張っていましたが、家に帰れば何もやる気が起きずただただゴロゴロしていました。
アロハの散歩以外は何もしたくない・・・と思っていました。
⑦自分自身を責めてしまう
こんな状況の中、ずっとマイナス思考で暗いことばかり考えている自分に嫌気がさしていました。
結局自分が悪いんだ・・・自分がこんな性格だから。
夫にも当たり散らして最低だ。職場でも感情をあらわにして、社会人失格だ・・・。などと自分を責め立てるようになっていきました。
⑨理由なく涙が出る
妊娠して幸せなはずなのに・・・妊娠したくても苦労している人だってたくさんいるのに・・・なんでこんなに悲しくなるのか。
気がついたら涙が流れている時もよくありました。
そして、こんな精神状態じゃ赤ちゃんに悪影響だ。こんなママで申し訳ない・・・とまた泣いていました。
こんな私に夫も嫌気がさす
ここまで書いて、どんだけマイナス思考なんだ!!!と自分でも思いました。
こんなマイナス思考な妻と暮らしている夫も辛かったことでしょう。
家庭からは笑顔が消え、喧嘩が頻発し、夫との関係も悪くなっていきました。
そんな夫に私は『ホルモンバランスが崩れているんだから!』と『マタニティブルーだから仕方ないでしょ!』とヒステリックに怒っていました。
マタニティブルーにならず、穏やかに過ごすのが一番いいと思うんですが、今思えばどちらが悪いとかではないんですよね。
マタニティブルーの対策は?
マタニティブルーの対策はあるのでしょうか?私が実際に行った対策を紹介します。
誰かに話す
マタニティブルーになった時は、誰かに自分の気持ちを話すことが大事です。
一人で抱え込んでも負の連鎖に陥るだけなので、先輩ママに相談したり、友達に思いっきり話しましょう。
私は夫と喧嘩をしてしまった時、友達に泣きながら電話をしました。
友達の家に行って相談したり、悩みは忘れて馬鹿話をしたり。このまま産んでも仕方ない・産婦人科に行きたくないとまで思っていましたが、冷静になることができました。
気分転換はとても大切です。
自分だけじゃないと理解する
マタニティブルーであるということに気づいてから、自分の感情は異常なものではなく、誰でも起こりうることなんだと理解することで
気持ちが楽になりました。
辛い時期は今だけで、これを抜ければ幸せも待っていると希望を持つこともできました。
軽い運動・外出をしてみる
マタニティブルーを改善するには、軽い運動もオススメです。
アロハと散歩をすることによって気分が明るくなりました。
外の空気を吸い、気分転換をしましょう。出産後はなかなか外出もできないので、パパと一緒にお出かけをするのも良いでしょう。
まとめ
マタニティブルーはあなたのせいではありません。
かと言って私のようにマタニティブルーを理由にし、夫を責め立てるのも良いとは言えません。
気分転換をし、負の連鎖に陥らないことが一番です。悩みがあれば身近な人や友達に相談してみましょう。
私の若い頃のストレス発散方法は『飲んで騒ぐ』『すぐ友達を招集してドライブ』『とりあえず即カラオケ』など、遊んで忘れて解決することが多かったんです。
結婚して気軽に友達とも遊べなくなり、友達も結婚しているので家にも行きづらい、今から集合なんて以ての外、妊娠してお酒も飲めない!!!
という状況だったので・・(笑)妊娠前に妊娠後も続けられる趣味を見つけていた方がいいかもしれません。
今はイロハが生まれて、マタニティブルーが嘘かのように幸せですよ!マタニティブルーは永遠に続くわけではありません。
安心して、出産に備えてくださいね。

