虹の橋のお話を聞いたことがありますか?Instagram(インスタグラム)で出会った大切なお友達の中にも、虹の橋に旅立ち楽しく暮らしている子たちがいます。
虹の橋とはどんなところなのでしょうか?また、私たちがペットロスにならない為に出来ることとは何でしょう?
Contents
ペットロス症候群とは?
まず、ペットロス症候群について考えてみましょう。
ペットロス症候群とは、ペットと死別したりペットが行方不明になったり、盗難に遭ったりしたことなどを契機に発生する疾患ないし心身の症状のこと。
みなさんは今、ワンちゃんを愛する家族として大切に育てていると思います。
愛犬が亡くなったときのことを想像したことがありますか?我が子同然にワンちゃんを可愛がっている方は失うショックが大きく、当然ペットロス症候群になりやすい傾向にあります。
ペットを失ったショックによるストレスで精神疾患を引き起こし、精神症状に付随して身体症状を伴う場合も。

ペットロス症候群の主な症状
ペットロス症候群とは具体的にどんな症状が起こるのでしょう?
不眠
情緒不安定・疲労や虚脱感・めまい
摂食障害
精神病様症状(愛犬が現れた気がする様な幻覚・妄想など)
胃潰瘍などの消化器疾患(心身症)
このような症状が1ヶ月以上続く場合は健全ではなく、病院を受診することが望ましいようです。
私は確実にペットロス症候群の予備軍
ここまでペットロス症候群のことについて書きましたが、私は確実にペットロス症候群の予備軍です。
アロハは今月3歳になりますが、初めて飼ったワンちゃんなのでアロハとの別れが恐ろしく、周りから『まだ若いから考えなくて大丈夫よ』と言われても
アロハがいなくなったらどうしようと不安に駆られることがあります。
すでに情緒不安定の症状あり
以前友達とカラオケに行ったときに、加藤ミリヤの『LALALA Feat.若旦那(湘南乃風)』を歌い、歌っている途中に悲しくなって泣いてしまったことがありました。
かなりヤバいですよね、お酒も入ってなくて真昼間のシラフでですよ(笑)
犬を飼っていない友達は当然ドン引きです。この曲は愛犬のことを歌った歌なんですが、私はフルタイムで働いていたのでアロハと状況が重なり・・・
『♪いつか離れる日が来ても〜』というところで『えーーー離れたくないよーーーー』と思い大号泣。
これ歌ったら泣いちゃう〜🥺🥺🥺
加藤ミリヤ LALALA FEAT.若旦那(湘南乃風) 歌詞 https://t.co/YZAkk4XkSp pic.twitter.com/GgSJnwhath
— アロハ@アロさんぽ/ブログ始めたよ (@bichon520) May 6, 2019
家でもたまにアロハと別れることを考えるだけで泣ける日があります。
特にInstagram(インスタグラム)で大切なお友達が虹の橋に旅立ったときは自分の家族が亡くなったように本当に悲しく、通勤中の電車で泣いたこともあります。
この時点で精神は情緒不安定です。このままでは確実にペットロス症候群に侵されるでしょう。
会社の上司にアロハがもしもの時の確認をする
私はペットロス症候群になるのが決まっているようなものなので、会社の上司に確認をしてみました。
『アロハが亡くなったら家族なので忌引で休んでいいですか?』
犬を飼っていない人からしたらとんでもない質問です。
私の上司は優しい方なので、『うーん。忌引は無理かもしれないけど、きっと働けないだろうから体調不良で休んでいいよ。』と真面目に答えてくれました。
過去に一度、私は嘘をついて仕事を休んだことがあります。アロハをどうしても病院に連れて行きたかったからです。
でも犬を病院に連れて行きたいから休みたいとは正直に言えませんでした。犬を飼っていない人は理解してくれないし、会社での立場や周りの目を気にしたからです。
職場の同僚に『前の勤務先で犬が亡くなって休んだら解雇された』という方がいました。
アロハが旅立つ頃には正直に『犬のことで休む』と言っても通る世の中になって欲しいなと思いますが、やはり犬を飼っていない人からしたら理解できない部分もあるでしょう。

アロハが家族になるまでわからなかった『犬が家族である』ということ
私も犬を飼っていない頃は、犬が家族であるということが全くわかっていませんでした。
昔、テレビで火事のニュースがあり『犬がまだ家の中にいるから助けて!』と叫んでいる人がいました。
『何言ってんだ、犬より人の命優先でしょ。』と思いました。今考えるとかなり他人事です。
今私の家が火事になり、アロハが家の中に残っていたなら、迷わず家に戻るでしょう。
ペットロス症候群になるのではないかと怯えるくらいアロハに愛情を注いでいる私でも、昔はそういう考えだったのです。
ペットロス症候群にならないためには?
重度のペットロスにならないためには、ペットは人の命より寿命が短いということを重々理解し、心の準備をすることが大切なようです。
ペットを飼うということは、別れを覚悟し最期まで看取ることです。亡くなったあと『自分のせいで・・・』や『あの時もっとこうしてれば・・・』等の後悔が残ると
ペットロスに長く悩まされることになります。
なるべく後悔しないよう、健康状態に気をつけしっかりとペットの最期に向き合い出来る限りのことをしてあげようと思っています。
また、事故や迷子など突然愛犬を失うことのないよう普段から環境づくりに努めましょう。
ペットが旅立つ虹の橋とは?
私は虹の橋について詳しく知りませんでした。
虹の橋について知ったきっかけはテレビドラマの『僕とシッポと神楽坂』でした。
このドラマでは何度もこの『虹の橋』のお話が出てきます。

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<虹の橋>
天国の少し手前に、『虹の橋』と呼ばれている場所があります。
この世界で生前、誰かと寄り添い暮らしていた動物たちは、その命の灯が消えた時、『虹の橋』のふもとへ行くのです。
そこには、草原や丘が広がっていて、動物たちはそこで駆け回り、ともにじゃれあって楽しく遊んでいます。
お腹いっぱいのごはんと綺麗なお水、そして優しい太陽の日差しに溢れていて、みんながその暖かな場所でのんびりと暮らしています。
病気にかかっていた子も、年老いた子も、みんな元気を取り戻し、傷の痛みに苦しんでいた子もすっかり健康な体を取り戻し
昔のように、そしてまるで夢のように、そこでは過ごしているのです。
動物たちは幸せに暮らしているのですが、たった一つだけ、心を満たしていないことがあります。
それは、かつて共に過ごし、愛し合い、寄り添っていた人がここにいないことが、恋しくて寂しいのです。
動物たちが一緒に遊んで、駆け回っていたある日、ある子がふっと立ち止まり、遠くを見つめていました。
その子の目は次第にキラキラと輝きだし、喜びで震えだします。
突然、その子は仲間から離れ、草原を飛ぶように走っていきます。
遠く、遠く、それはまるで風のようです。
その子の視線の先にいたのは、共に過ごし、愛し合い、寄り添っていたあなたでした。
その子とあなたは、虹の橋のふもとで再び出会います。
あなたは愛する我が子を抱きしめ、愛情いっぱいにふれあい、二度と離れることはありません。
あなたは満面の笑みで幸せに溢れたキスを受け、もう一度愛する我が子の顔を覗き込み、見つめあっては語りかけます。
君と別れてからの長い長い人生を私は一生懸命生きてきたよ。
その中で、君を忘れたことは一度たりともなかったよ。やっと会えたね。
そしてあなたたちは寄り添いあって、共に天国へ続く虹の橋を渡って行くのです。

この詩は愛犬との別れについてマイナスなイメージばかりだった私に希望を与えてくれました。
もし別れがきてもアロハが待っていてくれるんだ、また会えるんだと思うと別れに対するイメージが少し変わりました。
今、私のように愛犬と幸せに暮らしている方も、愛犬を失い深い悲しみの中にいる方もみんな『虹の橋』にたどり着き
あなたとまた幸せに暮らす日を待ち望んでいます。私もアロハを失うのはとても怖いです。でも、虹の橋で待っている間アロハは私がいつまでも悲しみのどん底で長い長い人生を過ごすことを望むでしょうか?
アロハが旅立った後、虹の橋で楽しく幸せに暮らしていて、また会えると思うと少し気持ちが楽になりました。
今ペットロスで苦しんでいる方・・・私はまだ愛犬を失ったことがないので本当のあなたの苦しみを簡単に『わかる』とは言えません。
ただ、一つわかっていることは愛犬はきっとあなたの幸せを願っていてあなたの笑顔が一番大好きだということ。
愛犬が亡くなり悲しい裏側には、今まで愛犬と暮らした幸せで笑顔が溢れる毎日があったということ。
少しでも早くペットロスから立ち直り、あなたに笑顔が戻りますように。